清掃ロボットについて①

清掃

2025年2月7日

近年、清掃業界においてもロボット導入の波が押し寄せています。清掃作業用品の展示会などを見に行くと多くの清掃ロボットが展示されています。また当社が管理している現場でも清掃ロボットを導入しており、ロボットやその取扱い事例などについて書きたいと思います。

ロボットの定義について

経済産業省ではロボットを「センサー、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム」と定義しています。
日本工業規格(JIS)では「二つ以上の軸についてプログラミングによって動作し、ある程度の自律性をもち、環境内で動作して所期の作業を実行する運動機構」と定めています。

※robot-digest.com 産業用ロボットの定義より抜粋

https://www.robot-digest.com/whats

一般的に想像しうるロボットというのは、人により様々だと思いますが、人が行う作業をロボットが代わりに実行してくれたり、人が入れない過酷な環境下において作業を行ったりすることがイメージされるかと思います。単純作業を繰り返し行う産業用機械と、複数の命令をインプットし作業を行う産業用ロボットではその仕組みや使い方が違ってくると思います。

メーカーや行政、団体などによりその定義は違い、正解はありません。


一般的に認知されているロボット

本田技研工業(HONDA)のASIMO

ソフトバンクロボティクスのPepper

ソニーのAIBO

この3つは、見聞きされたこともあるかと思います。特にソフトバンクロボティクスのPepperは、ソフトバンクの店頭に立っていたり、大手回転寿司チェーン店で案内役を務めていたりもしました。これらのロボットは、二足歩行であったり四足歩行であったりと形態は違いますが、AI(人口知能)が搭載されているという共通点があります。


AI(人工知能)の定義

「AI」に関する確立した定義はありませんが、人間の思考プロセスと同じような形で動作するプログラム、あるいは人間が知的と感じる情報処理・技術といった広い概念で理解されています。

※総務省HPより抜粋

https://www.soumu.go.jp/hakusho-kids/use/economy/economy_06.html#:~:text=「人工知能( AI :Artificial,

これらのことから、私たちがイメージするロボットとは

今まで人がしてきた作業を代わりに行うことができる機械であり、さらにAI(人工知能)が搭載され学習機能を持った機械である

と言えるのではないでしょうか。

次回は、実際に現場で使用している清掃ロボットについて書きたいと思います。

弊社では、清掃ロボットの導入などのご提案もしております。お気軽にお問合せください。