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カビを考える
カビ除去・カビ対策
2022年7月4日
カビとは一体何なのか
除カビ作業(カビ取り・カビ除去サービス)を導入した時に、カビとはいったい何なのかということから勉強しました。
お風呂場のコーキングに生えた黒いカビやお風呂の床付近に生えたピンクカビ、常温保存しておいた食パンに生えた緑色や青色のカビ。どれをとっても
「カビが生えた」
の一言で説明されます。
カビとは、学術的に言うと、
『真菌』
というものに分類されます。
建物内においては、約20~30種類程度のカビ(真菌)が存在するといわれています。
さらに、日常生活においてカビ(真菌)が全くない状態にする事は不可能です。それは、真菌の中には常在菌といわれる菌が多数存在するからです。常在菌とは、その漢字が表す通りで常に存在している菌の事を指します。
つまり、真菌は我々が生活している室内空間に浮遊しているという事になります。
カビが発生する4大要素
では、その真菌がどうなるとカビが生えたという現象になるのか?
それは、真菌が発芽した時に、初めて目に見える形で現れます。そしてその発芽は、次の四つの条件が揃う事で初めて発芽し繁殖するようになります。
その条件とは
① 酸素
② 水分
③ 温度
④ 栄養
の四つです。
逆に言うと、この四つを揃えなければカビは生えません。
では、何をどうしたらカビの発生(真菌の発芽)をコントロール出来るのか?
を考えます。
① 酸素→ 地球上において酸素が無い場所はありません。
② 水分→ 四季があり雨が降る日本の気候において、水分をゼロにする事は出来ませんが、空気中の水分量、つまり相対湿度を低くする事は十分に可能です。
③ 温度→ 一般的に真菌が発芽しやすい温度は、25〜30℃と言われており、その温度は人間が生活しやすい温度と同じです。
④ 栄養→ 真菌が発芽し繁殖する為に必要な栄養分の事であり、有機物を指しています。有機物とは炭素と酸素を含んだ化合物の事でありますが、人から排出される汚れや食べカスなどのゴミと考えるとわかりやすいと思います。
というわけで、上記四つのうち我々がコントロール出来るのは、
② 水分
④ 栄養
の二つという事になります。
カビが生えないようにするには
では、この二つの要素をコントロールする事を考えます。
水分を少なくするという事は、空気中もしくは建材などに占める含水量を少なくするという事です。空気中の含水量が高いという事は相対湿度が高いという事。今の梅雨時期では、外の空気がじめじめしていて湿度が高い状態です。逆に冬場は空気が乾燥していて湿度が低い状態となります。湿度が高い時には、エアコンや除湿器などで空気中の水分を除去するとともに、サーキュレーターなどで室内の空気を攪拌することが相対湿度を下げることに効果的です。
次に栄養のコントロール。カビは栄養分を摂取して繁殖していきます。その栄養を除去してあげればよいのです。つまりは、清掃作業により栄養分を除去することで、カビの繁殖を防ぐことが可能になります。
弊社が提供する除カビ作業(カビ取り・カビ除去サービス)は、弊社がこれまで培ってきた清掃の技術と、カビ除去を目的に調合された専用の除カビ剤を組み合わせることで、効果的にカビを除去することが可能となりました。
カビについてのご相談やお問い合わせは、こちらよりお問い合わせください。専門知識を持ったスタッフが対応させて頂きます。
対応エリアについては、弊社の拠点が千葉県八千代市にありますので、千葉県全域に出張可能です。お気軽にご相談ください。